じょ‐くん【女訓】
女性のための戒めや教訓。
すい‐くん【垂訓】
教えを垂れること。また、教訓を後世の人々に残すこと。また、その教訓。垂教(すいきょう)。「山上の—」
せい‐くん【正訓】
1 漢字本来の意味に即した訓読みのしかた。 2 万葉集などの用字法の一。漢字本来の意味に基づく訓によるもの。「やまかわ」を「山河」と表記する類。→義訓(ぎくん)
せい‐くん【聖訓】
聖人・天子の示す教訓。
せい‐くん【請訓】
[名](スル)外国駐在の大使・公使・使節などが本国政府に指示を求めること。「亡命希望者の処置について—する」⇔回訓。
せんじん‐くん【戦陣訓】
旧日本陸軍の戦時における将兵の心得。昭和16年(1941)陸軍大臣東条英機の名で告示された。
てい‐きん【庭訓】
《孔子が庭で、子の鯉(り)に対して、詩経や礼記を学ばなければならないことを教えたという「論語」季氏の故事から》家庭教育。家庭での教訓。ていくん。 「庭訓往来」の略。
とっ‐くん【特訓】
[名](スル)《「特別訓練」の略》特に厳しく訓練すること。また、その訓練。
どう‐くん【同訓】
異なる漢字が同じ訓をもつこと。「哀・悲・愛」を「かなしい」と読む類。「—異字」
どうじくん【童子訓】
江戸中期の教訓書。5巻。貝原益軒著。宝永7年(1710)刊。儒学の立場から、児童教育についての意見を述べたもの。和俗童子訓。益軒十訓の一。