い‐くん【遺訓】
故人の残した教え。父祖から子孫への教訓。「父の—を守る」
ゆい‐くん【遺訓】
⇒いくん(遺訓)
いじ‐どうくん【異字同訓】
異なる漢字でありながら、意味の近い語が、訓で読む場合に同じになるもの。「足・脚」「堅い・固い・硬い」の類。
いもせやまおんなていきん【妹背山婦女庭訓】
浄瑠璃。時代物。五段。近松半二らの合作。明和8年(1771)大坂竹本座初演。大化の改新を背景に、大和地方の伝説を織り込んだ、雄大で幻想的な作品。「山の段(吉野川)」が有名。
えきけんじっくん【益軒十訓】
貝原益軒著の教訓書から主なもの10種を集成したもの。50巻。西田敬止編。明治26年(1893)刊。
おん‐くん【音訓】
1 漢字の字音と和訓。「常用漢字表の—」 2 漢字の字音と字義。音義。
おんな‐ていきん【女庭訓】
江戸時代、女子の手本となるような教訓などを記した書物。
かい‐くん【回訓】
[名](スル)外国に駐在する外交官が指示を仰いだ事項に対する、本国政府の回答の訓令。「本国からの—を待つ」⇔請訓(せいくん)。
か‐きん【家訓】
⇒かくん(家訓)
か‐くん【家訓】
守るべきものとしてその家に伝わる戒めや教え。家憲。かきん。