つねのぶきょうき【経信卿記】
⇒帥記(そちき)
つばきのうみのき【椿の海の記】
石牟礼道子の自伝的小説。昭和51年(1976)刊行。
つぼさかれいげんき【壺坂霊験記】
浄瑠璃。世話物。一段。原作者未詳。浄瑠璃「観音霊場記」に2世豊沢団平・加古千賀夫妻が補訂・作曲。明治12年(1879)大阪大江橋席初演。お里と座頭沢市(さわいち)との夫婦愛に、壺阪寺の観音の霊験...
ていじょうざっき【貞丈雑記】
江戸時代の有職故実書。16巻。伊勢貞丈(いせさだたけ)著。子孫のために書き記した宝暦13年(1763)以降の雑録を、死後弟子が校訂して天保14年(1843)に刊行。武家の有職に関する事項を36部...
てき‐き【摘記】
⇒てっき(摘記)
てっ‐き【摘記】
[名](スル)要点を抜き書きすること。また、その記事。摘録。「議事の内容を—する」
て‐にっき【手日記】
日々の心覚えを記す帳面。「枕に算盤(そろばん)、—をはなたず」〈浮・胸算用・四〉
てん‐き【転記】
[名](スル)記載事項を他に書き写すこと。「控えから原簿に—する」
てんのうき【天皇記】
日本最古の史書の一。推古天皇28年(620)聖徳太子が蘇我馬子とともに編纂(へんさん)、天皇の世系・事跡を記したというが未詳。蘇我氏滅亡の際に焼失。
てんぴょうだいぶつき【天平大仏記】
沢田ふじ子の長編歴史小説。昭和55年(1980)刊。奈良の大仏建立に携わった奴婢(ぬひ)たちの悲哀を描く。