そうごう‐しんりょう【総合診療】
特定の臓器や疾患に限定せず、患者を全人的にとらえ、多角的に診療を行うこと。家庭医療・一般内科・総合内科などと呼ばれることもある。
そうごうしんりょう‐い【総合診療医】
総合的な診療能力を有し、プライマリーケアを専門に行う医師。身体の状態だけでなく、心理的・社会的問題も含めて、患者を継続的に診察し、必要に応じて専門医に紹介する。 [補説]総合医と同義に使われるこ...
そうごうしんりょう‐せんもんい【総合診療専門医】
総合診療医の専門医。日常的に頻度の高い幅広い領域の疾病や傷害について、適切な初期対応と必要に応じた継続医療を全人的に提供する。
そうごう‐びょういん【総合病院】
内科・外科その他複数の診療科をもち、病理などの臨床検査の設備もある、入院用ベッドを100以上備えている病院。
ぞう‐しょう【増床】
[名](スル) 1 病院・診療所で、入院患者用の病床を増やすこと。「病棟増築で50人分—する」⇔減床。 2 商店、特に百貨店、スーパーなどで売り場面積を増やすこと。「郊外店を縮小し都心店を—する...
たんき‐しょうめつじこう【短期消滅時効】
債権の時効期間が通常よりも短い消滅時効の総称。平成29年(2017)の民法改正により、令和2年(2020)に廃止された。 [補説]改正前の民法では、消滅時効を原則10年とし、例外として、医師の診...
だいいっしゅ‐ていそうじゅうきょせんようちいき【第一種低層住居専用地域】
都市計画法で定められた用途地域の一。低層住宅の良好な住居環境を保護するために定められる地域。住宅のほか、診療所・小中学校・日常生活に必要な50平方メートル以下の店舗併用住宅が建築できる。
だいにしゅ‐ていそうじゅうきょせんようちいき【第二種低層住居専用地域】
都市計画法で定められた用途地域の一。主として低層住宅の良好な住居環境を保護するために定められる地域。住宅のほか、診療所・小中学校・日常生活に必要な150平方メートル以下の店舗併用住宅が建築できる。
ちいきいりょうしんこう‐きょうかい【地域医療振興協会】
地域医療の確保と質の向上を目的とする公益社団法人。自治医科大学の卒業生が中心となって昭和61年(1986)に設立。病院・診療所・保健医療福祉複合施設の運営、僻地・地域医療機関への医師派遣、地域医...
ちいき‐がんしんりょうびょういん【地域癌診療病院/地域がん診療病院】
地域における癌診療(がんしんりょう)の中核を担う医療機関として、都道府県の推薦を受け、厚生労働省が指定した病院。癌診療の地域格差の解消を目的とし、国立がん研究センターなどと連携して運営される。