ひょう‐しゃく【評釈】
[名](スル)詩歌や文章を解釈し、批評を加えること。また、そのもの。「古典を—する」
ひょう‐じょう【評定】
[名](スル)皆で相談して決めること。「小田原—」
ひょうじょう‐しゅう【評定衆】
鎌倉幕府の職名。評定所に出仕して、執権・連署とともに裁判・政務などを合議裁決した。室町幕府もこれを引き継いだが、幕府の衰退とともに有名無実となった。
ひょうじょう‐しょ【評定所】
1 鎌倉幕府で、評定衆が事務を取り扱った役所。 2 江戸幕府の置いた最高の裁判機関。老中・大目付・目付・三奉行などが事件の重要度に従って列席し合議した所。
ひょうじょう‐ぶぎょう【評定奉行】
鎌倉幕府・室町幕府の職名。評定衆の長老から選ばれ、政所(まんどころ)評定を統率した。
ひょう・す【評す】
[動サ五(四)]「ひょうする」(サ変)の五段化。「高く—・される人物」 [動サ変]「ひょう(評)する」の文語形。
ひょう・する【評する】
[動サ変][文]ひゃう・す[サ変]人物・事物について、その善悪・価値などを論じ定める。批評する。「諸家の近作を—・する」
ひょう‐せつ【評説】
1 世間の評判。うわさ。 2 批評を加えて解説すること。評論。
ひょう‐だん【評壇】
批評家たちの社会。
ひょうちゃ‐いん【評茶員】
中国茶の種類・品質を鑑定する専門職。初級・中級・高級とあり、さらに上級の評茶師・高級評茶師とともに中国の国家資格。