うた・う【歌う/謡う/唄う/謳う】
[動ワ五(ハ四)] 1 音楽的な高低・調子などをつけて発声する。「歌を—・う」「ピアノに合わせて—・う」 2 (「詠う」とも書く)詩歌を作る。また、詩歌に節をつけて朗読する。「望郷の心を—・った...
えい【詠/咏】
1 詩歌を作ること。また、その詩歌。「一首の御—を遊ばしてくだされけり」〈平家・六〉 2 詩歌を声を長く引いてうたうこと。朗詠。「いかにも歌は、—の声によるべきもの」〈古来風体抄・上〉 3 舞楽...
えい【詠】
[常用漢字] [音]エイ(漢) [訓]よむ ながむ 1 声を長く引く。「詠嘆」 2 詩歌を作る。また、声を出して詩歌をうたう。「詠歌・詠草/吟詠・偶詠・即詠・題詠・諷詠(ふうえい)・朗詠」 3 ...
えい‐か【詠歌】
1 《「えいが」とも》歌を詠むこと。歌を作ること。また、その歌。 2 ⇒御詠歌(ごえいか)
えい‐かい【詠懐】
心に思うことを詩歌にして表すこと。また、その詩歌。
えいがいってい【詠歌一体】
鎌倉初期の歌論書。1巻。藤原為家著。弘長3年(1263)または文永7年(1270)ころの成立か。和歌の実践論・本質論などを説き、平淡美を主張したもの。八雲口伝(やくもくでん)。えいがいったい。え...
えいがたいがい【詠歌大概】
鎌倉時代の歌論書。1巻。藤原定家著。建保年間(1213〜1219)または貞応年間(1222〜1224)に成立か。和歌の本質論・方法論などを漢文で述べたもの。定家の歌論中、最も重んじられた。詠歌之大概。
えいがたいがいしょう【詠歌大概抄】
安土桃山時代の注釈書。6巻2冊。細川幽斎著。天正14年(1586)成立。「詠歌大概」の三条西実枝の講義による聞き書きと、「秀歌之体大略」の注解を収めたもの。詠歌大概聞書。
えい‐ぎん【詠吟】
[名](スル)詩歌を節をつけて歌うこと。詩歌を声をあげて読むこと。吟詠。朗詠。
えい‐し【詠史】
歴史上の事柄を題材として詩歌を作ること。また、その詩歌。→詠物(えいぶつ)