ふし‐づけ【節付け】
[名](スル)歌詞に節をつけること。作曲。「古詩に—する」「三味線で—する」
ふしょうしゅう【覆醤集】
石川丈山の漢詩文集。寛文11年(1671)刊。2巻1冊。→新編覆醤集
ふ・する【賦する】
[動サ変][文]ふ・す[サ変] 1 割り当てる。課する。「税金を—・する」 2 漢詩などを作る。「決別の詩を—・する」
ふ‐せい【斧正】
他人の書いたものに遠慮なく筆を加えて正すこと。詩文の添削を頼むときにへりくだって用いる語。「—を請う」
ふ‐せん【膚浅】
[名・形動]思慮などの浅いこと。また、そのさま。あさはか。「—なる詩人は水彩画師なり、空想の子なり」〈鴎外訳・即興詩人〉
ふそうしゅう【扶桑集】
平安中期の漢詩集。16巻。7巻・9巻のみ現存。紀斉名(きのただな)撰。長徳年間(995〜999)成立。平安中期の漢詩を収める。
ふたりのにんげん【二人の人間】
《原題、(ドイツ)Zwei Menschen》デーメルによる長編叙事詩。1903年発表。のちに妻となるイーダ=アウエルバッハとの恋愛の影響がみられる作品。
ふていけい‐し【不定型詩】
一定の形式にはまらない詩。散文詩など。→定型詩
普天(ふてん)の下(もと)率土(そっと)の浜(ひん)
《「詩経」小雅・北山の「溥天の下(もと)王土に非ざる莫く、率土の浜王臣に非ざる莫し」から》天があまねくおおう所と、地の続く果て。全世界。天下。
筆(ふで)の尻(しり)取(と)・る
手をとって教え導く。詩歌や文章などを添削する。「—・る博士ぞなかべきと」〈源・末摘花〉