れん‐く【連句/聯句】
1 俳諧の連歌のこと。俳諧の発句(ほっく)(第1句)が独立して俳句とよばれるようになった明治以後、俳句または連歌と区別するために用いられるようになった名称で、特に江戸時代のものをさした。五・七・...
れんしゅうちょう【練習帳】
《原題、(ギリシャ)Tetradio Gymnasmaton》ギリシャの詩人・外交官、セフェリスの詩集。1940年発表。
レンミンカイネンくみきょく【レンミンカイネン組曲】
《原題、(フィンランド)Lemminkäissarjaan》シベリウスの連作交響詩。全4曲。1893年から1895年にかけて独立して作曲された各曲をまとめたもの。フィンランドの英雄叙事詩「カレワ...
レーク‐スクール【Lake School】
19世紀初頭、イングランド北西部の湖水地方に住んだ詩人の一派。また、その詩風。湖畔詩人派。→湖畔詩人
ろう‐えい【朗詠】
[名](スル) 1 詩歌などを、節をつけて声高くうたうこと。吟詠。「人麿の歌を—する」 2 平安中期から流行した歌謡で、漢詩文の一節を朗吟するもの。中世以降、雅楽化された。詞章となる詩歌を収めた...
ろうかん【琅玕】
中勘助の詩集。昭和10年(1935)刊行。
ろう‐が【弄瓦】
《「瓦」は土製の糸巻きで、昔、中国で、女子が生まれるとそれを与えて玩具にしたという「詩経」小雅・斯干の故事から》女子が生まれること。⇔弄璋(ろうしょう)。
ろう‐ぎん【朗吟】
[名](スル)声高く詩歌を吟詠すること。「—して、飛過(ひか)す洞庭湖」〈芥川・杜子春〉
ろう‐こく【鏤刻】
[名](スル) 1 金属や木などに文字や絵を彫り刻むこと。るこく。「記念碑に詩句を—する」 2 文章や詩句を推敲(すいこう)すること。るこく。
ろうごくのうた【牢獄の歌】
《原題、(フランス)Livre de la prison》シャルル=ドルレアンの宮廷恋愛詩集。1415年のアザンクールの戦いでイギリス軍捕虜となり、その後25年間にわたった幽閉生活中に書かれた作品。