ちょう‐し【調子】
1 音の高低のぐあい。また、音の速さのぐあい。リズム。拍子。「カラオケの—が合わない」「足で—をとる」 2 言葉の表現のぐあい。音声の強弱や、文章などの言い回し。口調。語調。「意気込んだ—で話す...
調子(ちょうし)がい・い
1 相手が気に入るようなことを言ったりして、気を引くのがじょうずである。「—・いことばかり言う」 2 からだや仕事などのぐあいがいい。「今日は機械の—・い」
ちょうし‐づ・く【調子付く】
[動カ五(四)] 1 勢いがつく。弾みがつく。「—・かせるとこわい相手」 2 得意になってうわつく。図に乗る。「あまり—・くと思わぬ失敗をする」
調子(ちょうし)に乗(の)・る
1 仕事などに、弾みがついて順調に進む。「事業が—・る」 2 おだてられ、得意になって物事をする。いい気になって軽率な行動をする。「—・って失敗するなよ」
ちょうしのよいかじや【調子のよい鍛冶屋】
《原題、The Harmonious Blacksmith》ヘンデルのハープシコード組曲第5番ホ長調の第4楽章「エアと変奏」の通称。1720年作曲。通称は鍛冶屋が軽快にハンマーを叩く音を連想させ...
ちょうし‐はずれ【調子外れ】
[名・形動] 1 正しい音律・音階と合わないこと。また、そのさま。調子っぱずれ。「—な歌」 2 言動がその場と不調和であったり、普通でなかったりすること。また、そのさま。調子っぱずれ。「—な振る舞い」
ちょうし‐ぶえ【調子笛】
弦楽器の調弦や合唱の基本の音高を決めるのに用いる小さな笛。
ちょうし‐もの【調子者】
(多く「お調子者」の形で用いる) 1 おだてに乗って勢いづいたり、得意になったりする人。調子に乗って軽はずみなことをする人。「お—でだまされやすい」 2 いい加減に相手と調子を合わせる人。「主体...
調子(ちょうし)を合(あ)わ・せる
1 音の高低・強弱・速さなどを合わせる。「楽器の—・せる」 2 逆らわないで、相手と話を合わせる。「相手の意見に適当に—・せる」
調子(ちょうし)を取(と)・る
1 音の高低・強弱・速度やリズムなどを合わせる。「からだ全体で—・る」 2 物事のぐあいを、ちょうどよい状態に整える。