き‐しょう【起請】
[名](スル)《3が原義》 1 自分の言動に偽りのないことや約束に違背しないことを、神仏に誓って書き記すこと。また、その文書。 2 「起請文2」に同じ。「花川といへる女に—を書かせ」〈浮・一代男...
き‐せい【祈請】
[名](スル)神仏にいのって加護を願うこと。「航海の安全を—する」
きょう‐せい【強請】
[名](スル)無理に頼むこと。また、ゆすること。ごうせい。「余りに激しく—されるので」〈荷風・ふらんす物語〉
く‐じょう【公請】
僧侶が、朝廷から法会(ほうえ)や講義に召されること。また、その僧。「—つとめて、在京の間、ひさしく成りて」〈宇治拾遺・四〉
くっ‐しょう【屈請】
1 神仏の出現を祈願すること。「大神も小神も—の砌(みぎり)に影向(やうがう)し給ふことにて候へば」〈盛衰記・九〉 2 法会(ほうえ)などのために僧を招くこと。「有験(うげん)の僧など—し給ひ」...
くにやく‐ぶしん【国役普請】
江戸時代、国役金を徴収して実施した土木工事。費用の10分の1を幕府の負担とし、残りを国役とした。
けい‐しょう【啓請】
法会で、読経に先だってその趣旨を申し述べ、仏・菩薩(ぼさつ)を招くこと。
こ‐ぶしん【小普請】
1 小規模な造営修築工事。 2 江戸時代、禄高三千石未満の旗本・御家人のうち、非役の者の称。小普請支配に属する。
こん‐せい【懇請】
[名](スル)心を込めてひたすら頼むこと。また、その頼み。「許可を—する」
さいけつ‐の‐しんせい【裁決の申請】
公法上の法律関係における争いまたは疑いがある場合に、当事者が権限のある行政庁に判断を求める行為。裁定の申請。決定の申請。