かん【観〔觀〕】
[音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]みる みせる [学習漢字]4年 1 対象を眺めて見る。見渡す。見物する。「観客・観劇・観光・観梅・観覧/参観・拝観・傍観」 2 物事を念入りに見る。「観察...
てい【諦】
[常用漢字] [音]テイ(漢) タイ(呉) [訓]あきらめる 〈テイ〉 1 明らかにする。「諦視」 2 締めくくり。まとめ。「要諦」 3 あきらめる。「諦観・諦念」 〈タイ〉仏教で、悟り。真...
たい‐かん【諦観】
⇒ていかん(諦観)
てい‐し【諦視】
[名](スル)じっと見つめること。見きわめること。諦観。「無視していた現実を新たに—することによって」〈島木健作・続生活の探求〉
てい‐ねん【諦念】
1 道理をさとる心。真理を諦観する心。 2 あきらめの気持ち。
てんだいしきょうぎ【天台四教儀】
中国の仏教書。1巻。高麗(こうらい)の諦観(たいかん)著。成立年未詳。天台教学の大綱と観心の要略を記したもので、仏教の入門書ともされた。四教儀。諦観録。
よろぼし【弱法師】
謡曲。四番目物。観世元雅作。大坂の天王寺で高安通俊が、諦観に身を置く弱法師という盲目の乞食(こじき)に会い、それがわが子の俊徳丸と知る。よろぼうし。 日本画家、下村観山の代表作。絹本金地着色...