いさはや【諫早】
長崎県南東部の市。長崎・島原・西彼杵(にしそのぎ)の三半島の基部に位置し、交通の要地。もと諫早氏の城下町。人口14.1万(2010)。
いさはや‐し【諫早市】
⇒諫早
いさはやしょうぶにっき【諫早菖蒲日記】
野呂邦暢の歴史小説。昭和52年(1977)刊行。著者の故郷である諫早を舞台に、幕末における人々の日常を描く。
いさはや‐わん【諫早湾】
九州西部、有明海南西部にある内湾。日本でも有数の干潟が広がり、貝やノリの養殖が盛んであったが、平成元年(1989)防災と農地造成を目標に農水省が干拓事業を始め、平成9年(1997)堤防水門を閉鎖...
いさ・む【諫む】
[動マ下二]「いさめる」の文語形。
いさめ【諫め】
1 いさめること。忠告。諫言(かんげん)。「臣下の—を用いる」 2 神仏の、いましめ。禁制。「あふみちは神の—にさはらねど法(のり)のむしろにをれば立たぬぞ」〈和泉式部日記〉
いさ・める【諫める】
[動マ下一][文]いさ・む[マ下二] 1 主に目上の人に対して、その過ちや悪い点を指摘し、改めるように忠告する。諫言(かんげん)する。「主君の愚行を—・める」 2 いましめる。禁止する。「なべて...
かん【諫】
[音]カン(漢) [訓]いさめる 目上、特に君主に対して、過ちを改めるように直言する。「諫言・諫止・諫臣/極諫・切諫・直諫・諷諫(ふうかん)」 [名のり]いさ・いさむ・ただ
かん‐ぎ【諫議】
天子をいさめて、国政のことなどを論じること。
かんぎ‐たいふ【諫議大夫】
1 中国の官職の一。政治の得失を論じ、天子をいさめるのを任務とした。 2 参議の唐名。