けんじょうご‐に【謙譲語Ⅱ】
敬語の一。話し手が、自分側の行為・物事について、相手に対して丁重に述べるもの。特別な語を用いる場合(「参る」「申す」「いたす」「おる」など)、接辞を付加する場合(「拙著」「小社」など)がある。丁...
けん‐そん【謙遜】
[名・形動](スル)へりくだること。控え目な態度をとること。また、そのさま。「—して何も語らない」「(小サナ花ハ)きわめて—な、有るか無きかのものである」〈寅彦・病室の花〉
けんそん‐ご【謙遜語】
⇒謙譲語(けんじょうご)
けん‐たい【謙退】
[名・形動]へりくだって控え目にすること。また、そのさま。「若瓜徳(ジヤツクワード)固(もと)より—なる人なれば」〈中村訳・西国立志編〉
けん‐とく【謙徳】
人にへりくだって高ぶらない徳。
けん‐よく【謙抑】
[名](スル)へりくだって控えめにすること。
へり‐くだ・る【謙る/遜る】
[動ラ五(四)]相手を敬って自分を控えめにする。謙遜(けんそん)する。卑下する。「—・ったものの言い方」
へ・る【謙る】
[動ラ四]へりくだる。謙遜(けんそん)する。「かかる事は多くこそ候はらめと、—・りもおかず言ひければ」〈著聞集・一一〉