ふ【譜】
1 音楽の曲節を符号で書き表したもの。楽譜。曲譜。「—を読む」 2 物事を順序に従って系統だてて書き表したもの。系譜・系図の類をいう。 3 「棋譜」の略。
ふ【譜】
[常用漢字] [音]フ(呉) 1 物事を系統立てて列記したもの。「印譜・花譜・画譜・棋譜・局譜・図譜・年譜」 2 先祖代々の系統を記したもの。「譜代/家譜・系譜」 3 一定の記号で楽曲を記載した...
ふ‐だい【譜代/譜第】
1 代々その家系が続いてきていること。また、それを記したもの。系譜。 2 代々同じ主家に仕えること。また、その家系。 3 「譜代大名」の略。→親藩 →外様(とざま)
ふだい‐そうでん【譜代相伝】
代々その家に受け継ぎ伝えること。「玉世の姫が—の御家人」〈浄・用明天王〉
ふだい‐だいみょう【譜代大名】
江戸時代、関ヶ原の戦いの前から徳川氏の家臣であった大名。全国の要所に配置され、幕府の要職を独占した。譜代。→外様(とざま)大名
ふ‐ちょう【譜牒】
家や氏の系譜を書き表した文書。系図など。
ふ‐ひょう【譜表】
音楽で、音高を表すための数本の平行線を引いたもの。一般に五線を用いる。
ふ‐めくり【譜捲り】
演奏中のピアノ・オルガン奏者などに代わって楽譜をめくること。また、その人。
ふ‐めん【譜面】
1 楽曲を音符や記号などで書き表したもの。楽譜。「—台」 2 碁・将棋で、盤面図を用いて棋譜を表したもの。