たに‐うつぎ【谷空木】
スイカズラ科の落葉低木。本州以北の日本海側の山地に自生。葉は卵形で先がとがり、裏面は白っぽい。5月ごろ、紅色の花が集まって咲く。《季 夏》
たにおか‐やすじ【谷岡ヤスジ】
[1942〜1999]漫画家。愛媛の生まれ。本名、泰次(やすつぐ)。強烈なタッチで描かれたナンセンスなギャグ漫画を発表。個性的なキャラクターと台詞(せりふ)回しで話題を呼び、「鼻血ブー」など多く...
たに‐おとし【谷落(と)し】
柔道の横捨て身技の一。組んだ相手をあおって起こし、崩すと同時に片足を横から相手両足の後方に深く突っ込み、自分の体を捨てて相手を真後ろに倒す技。
たに‐おり【谷折(り)】
紙などを折る時に、折り目が内側に隠れるようにする折り方。⇔山折り。
たに‐かぜ【谷風】
日中、谷底から山頂に向かって斜面を吹きのぼる風。山の斜面は谷底よりも早く暖められるために吹く。
たにかぜ‐かじのすけ【谷風梶之助】
[1750〜1795]江戸後期の力士。第4代横綱。陸奥(むつ)の人。横綱在位4年8か月。優勝21回。63連勝の記録をもつ。一説には、実質的な横綱の初代ともいわれる。→第3代横綱丸山 →第5代横綱小野川
たにかわ【谷川】
《「たにがわ」とも》姓氏の一。 [補説]「谷川」姓の人物谷川雁(たにがわがん)谷川健一(たにがわけんいち)谷川浩司(たにがわこうじ)谷川士清(たにかわことすが)谷川俊太郎(たにかわしゅんたろう)...
たにかわ‐ことすが【谷川士清】
[1709〜1776]江戸中期の国学者・神道家。伊勢の人。名は昇。号、淡斎。日本書紀を重んじ、古典・古語の研究にすぐれた業績を残した。著「日本書紀通証」「和訓栞(わくんのしおり)」など。
たにかわ‐しゅんたろう【谷川俊太郎】
[1931〜 ]詩人。東京の生まれ。哲学者谷川徹三の子。昭和27年(1952)、初の詩集「二十億光年の孤独」で脚光を浴びる。以降、詩作のほか劇作、作詞、評論、海外児童文学の翻訳などで幅広く活躍。...
たにかわ‐てつぞう【谷川徹三】
[1895〜1989]哲学者。愛知の生まれ。法政大総長。哲学で深い洞察を示す一方、宮沢賢治研究などの文学・芸術分野でも活躍。また、「人類主権」の立場からの平和運動でも著名。著「生の哲学」「茶の美...