かたち
山口長男による油絵。 (作品)抽象画。昭和29年(1954)、第1回現代日本美術展に出品し優秀賞を受賞した。 (象)黒地に黄土色の矩形を配置した抽象画。昭和36年(1961)、第6回日本国際...
かた‐ど・る【象る/模る】
[動ラ五(四)]《「形取る」の意》 1 物の形を写し取る。また、ある形に似せて作る。「雪の結晶を—・った模様」 2 物事を形象化して表す。象徴する。「平和を—・ったマーク」 [可能]かたどれる
きさ【象】
象(ぞう)の古名。「—出で来てその山を越しつ」〈宇津保・俊蔭〉
きさかた【象潟】
秋田県にかほ市の地名。旧町名。日本海に面する。もとは入り江で、八十八潟九十九島と形容される景勝地であったが、文化元年(1804)の地震で陸地化し、現在は水田。→にかほ[歌枕]「さすらふる我が身に...
きさ‐がい【象貝】
キサガイ科の二枚貝。殻長2センチくらい。貝殻は前後によくふくらんでハート形をし、黄白色。本州中部以南の浅海の砂底にすむ。
きさ‐の‐おがわ【象の小川】
奈良県吉野郡吉野町、象山(きさやま)の麓を流れる喜佐谷川の古称。宮滝で吉野川に合流。[歌枕]「昔見し—を今見ればいよよ清(さや)けくなりにけるかも」〈万・三一六〉
きさ‐やま【象山】
奈良県中部、吉野町宮滝にある山。[歌枕]「み吉野の—の際(ま)の木末(こぬれ)にはここだもさわく鳥の声かも」〈万・九二四〉
しょう【象】
1 かたち。ありさま。「満目凡て大陸の—を示す」〈独歩・愛弟通信〉 2 易(えき)に表れた形。占形(うらかた)。
しょう【象】
[音]ショウ(シャウ)(漢) ゾウ(ザウ)(呉) [訓]かたどる [学習漢字]5年 〈ショウ〉 1 物の形。目に見えるすがた。「印象・気象・具象・形象・現象・事象・心象・対象・万象」 2 物の...
しょう‐けい【象形】
1 物の形を写して図形化すること。 2 漢字の六書(りくしょ)の一。物の形をかたどった漢字の作り方。「木」「日」「月」「鳥」「魚」などの類。