おい‐ずり【負簏】
巡礼などが背に負う箱形の容器。おいずる。笈(おい)。
おい‐な・す【負ひなす】
[動サ四](修飾語を受け)その状態に背負う。「尻籠(しこ)の矢、筈下りに—・して」〈義経記・五〉
おい‐なわ【負(い)縄】
物をしばり背負うのに使う縄。
お・う【負う】
[動ワ五(ハ四)] 1 背中や肩にのせる。背負う。「重い荷を—・う」 2 身に受ける。また、自分で引き受ける。かぶる。「責任を—・う」「恨みを—・う」 3 傷を受ける。「重傷を—・う」「損害を—...
負(お)うた子(こ)に教(おし)えられる
「負うた子に教えられて浅瀬を渡る」に同じ。
お・びる【帯びる】
[動バ上一][文]お・ぶ[バ上二] 1 (「佩びる」とも書く)身につける。腰に下げる。「太刀を—・びる」 2 引き受ける。負う。「重大な使命を—・びる」 3 ある性質・成分・傾向などを含み持つ。...
おぶい‐ひも【負ぶい紐】
幼児を背に負うのに用いる太い紐。
おぶ・う【負ぶう】
[動ワ五(ハ四)]《「お(負)う」の音変化》 1 背負う。おんぶする。「子供を—・って買い物に行く」 2 仕事・責任などを引き受ける。「長さんもいい男だが、よく—・ひなさるね」〈伎・八幡祭小望月...
おぶ・る【負ぶる】
[動ラ五(四)] 《「負ぶう」の音変化》背負う。おんぶする。「赤子を—・る」
お・める【怖める】
[動マ下一][文]お・む[マ下二]気後れする。恐れる。臆(おく)する。→怖(お)めず臆(おく)せず「名に負う僕のこッたから、少しも—・めたる顔色なく」〈逍遥・当世書生気質〉