財布(さいふ)の紐(ひも)を頸(くび)に懸(か)けるよりは心(こころ)に懸(か)けよ
金銭を盗まれないように注意するよりは、むだ遣いをしないように気を付けよ。
財布(さいふ)の紐(ひも)を締(し)・める
むだな金を使わないようにする。倹約する。財布の口を締める。
財布(さいふ)の紐(ひも)を握(にぎ)・る
金銭の出し入れの権限を握る。財布の尻を押さえる。「女房が—・っている」
財布(さいふ)の紐(ひも)を緩(ゆる)・める
いつもより金を多く使う。浪費する。「海外に行くと、—・めてしまう」
さいほう【財宝】
《「ざいほう」とも》狂言。和泉(いずみ)流では「才宝」。成人した三人の孫が、祖父の財宝の所に名を付けてもらいに行き、それぞれ面白い名をもらい、めでたく舞いはやす。
ざい【財】
1 財産。富。「巨額の—を築く」「—をなげうつ」「—を成す」 2 経済学で、人間の欲望を満たし、人間が支配・処分することのできるもの。有り余るほどあって売買の対象とならないものを自由財、欲望に比...
ざい【財】
[音]ザイ(呉) サイ(漢) [訓]たから [学習漢字]5年 〈ザイ〉値うちのあるもの。有用な物質や金銭。たから。「財貨・財源・財産・財政・財宝/家財・散財・私財・借財・浄財・蓄財・理財・消費...
ざい‐か【財貨】
1 金銭と品物。財物。「—を蓄える」 2 ⇒財2
ざい‐かい【財界】
大企業を中心とした実業家が構成している社会。経済界。「—の大立物」「—人」
ざいかい‐そうり【財界総理】
俗に、経団連の会長をいう。財界の意見を取りまとめ、国政に大きな影響力を持つことから。