かん‐ぴん【寒貧】
ひどく貧しいこと。赤貧。「素(す)—」「一—の書生を以て」〈鉄腸・花間鶯〉
きゅう‐ひん【救貧】
貧困者を救うこと。
原憲(げんけん)の貧(ひん)
道にそむかぬ生活を楽しみ、貧乏を苦にしないこと。清貧。→原憲
ごく‐ひん【極貧】
[名・形動]きわめて貧乏であること。また、そのさま。赤貧。「—にあえぐ」「—な暮らしぶり」
じり‐ひん【じり貧】
1 じりじりと貧しくなること。また、じりじりと良くない状況に落ち込むこと。「—状態」 2 ⇒じり安
す‐かんぴん【素寒貧】
[名・形動]貧乏で何も持たないこと。まったく金がないこと。また、そういう人や、そのさま。「給料前で—な(の)状態」
せい‐ひん【清貧】
私欲をすてて行いが正しいために、貧しく生活が質素であること。「—に甘んずる」
せき‐ひん【赤貧】
きわめて貧しくて、何も持っていないこと。
どか‐ひん【どか貧】
急にひどい貧乏になること。
ひん【貧】
[名・形動]まずしいこと。また、そのさま。貧乏。「—に耐える」「その内容に於ては反って之よりも—なる者である」〈西田・善の研究〉