かん‐かん【看貫】
1 品物の目方を量ること。明治の初め、生糸の取引の際に、生糸の重量を改めたことからいう。 2 「看貫秤(かんかんばかり)」の略。
きょう‐かん【郷貫】
《「貫」は戸籍の意》郷里の戸籍。本籍。また、郷里。
くぎ‐ぬき【釘貫】
1 柱やくいを立て並べて、横に貫(ぬき)を渡しただけの柵(さく)。「そこはかとなくて、—といふものをぞ、片面(かたおもて)にしわたしたりける」〈狭衣・三〉 2 「釘貫門」に同じ。「さてはと人の透...
くれ‐ぬき【榑貫】
⇒榑板(くれいた)
こがね‐めぬき【黄金目貫】
1 黄金製の刀の目貫。 2 《花の形が刀の目貫に似ているところから》寒菊(かんぎく)の別名。
こし‐ぬき【腰貫】
窓の下に用いられる貫。胴貫。
こまい‐ぬき【木舞貫】
木舞壁の芯(しん)に用いる貫。
さし‐ぬき【指貫】
袴(はかま)の一。括(くく)り緒の袴の系統で、裾口にひもをさし通し、着用の際に裾をくくって足首に結ぶもの。八幅(やの)の裾長を普通とし、略儀に用いる布製の袴の布袴(ほうこ)がのちに絹製となり、公...
しばり‐ぬき【縛り貫】
床(ゆか)の束下(つかした)などをつなぐのに用いる貫。
しほう‐ぬき【四方貫】
四方差しの一。柱の四方に同じ大きさの貫を通す方法。