せめ‐た・てる【責(め)立てる】
[動タ下一][文]せめた・つ[タ下二] 1 厳しく非難する。しきりに責める。「相手の過失を—・てる」 2 しきりに催促する。「子供に—・てられて遊園地に出掛ける」
せめ‐つ・ける【責(め)付ける】
[動カ下一][文]せめつ・く[カ下二]ひどく責める。厳しく非難する。「担当者の怠慢を—・ける」
せめ‐どうぐ【責(め)道具】
拷問に使う道具。また、相手を苦しめるのに使う道具。責め具。
せめ‐はた・る【責め徴る/責め促る】
[動ラ四]厳しく責めつける。強く催促する。「上によしなき奢(おご)りをすすめ、宴楽に宝をつひやし、民百姓を—・り」〈浄・国性爺〉
せめ‐ば【責(め)場】
歌舞伎などで、主要な登場人物を責めさいなむ場面。
せめ‐まどわ・す【責め惑はす】
[動サ四]責めて困らせる。せきたててあわてさせる。「いと見苦しと、思ひまはす程もなく—・せば」〈枕・八二〉
せ・める【攻める】
[動マ下一][文]せ・む[マ下二]《「責める」と同語源》 1 戦争・試合などで、こちらから進んで戦いをしかける。攻撃する。「城を—・める」「立ち合いから一気に—・める」 2 俗に、物事を無難にす...
責(せ)めを塞(ふた)・ぐ
ひととおりのことをやって、一応の責任を果たす。責めをふさぐ。「今記憶中に好例なきまま仮に之をもて—・ぐ」〈逍遥・小説神髄〉
そう‐こうげき【総攻撃】
[名](スル)全軍がいっせいに攻撃すること。大勢がいっせいに責めたてること。「敵の拠点を—する」「野党から—を食う」
たいざん‐ふくん【泰山府君】
中国の泰山に住むという神。道教では人の生死をつかさどる神で、日本では素戔嗚尊(すさのおのみこと)に配され、また仏家では、閻魔王(えんまおう)の侍者として人の善悪行為を記録するとも、地獄の一...