あこや‐の‐ことぜめ【阿古屋の琴責】
浄瑠璃「壇浦兜軍記」の三段目口(くち)の通称。平景清の行方を探す鎌倉方の畠山重忠が遊女の阿古屋に琴・三味線・胡弓(こきゅう)を弾かせ、その音色が乱れていないことから、うそをついていないことを知る...
いん‐せき【引責】
[名](スル)責任を自分の身に引き受けること。責任を取ること。「—辞職」
か‐しゃく【呵責/呵嘖】
[名](スル)厳しくとがめてしかること。責めさいなむこと。かせき。「良心の—に苦しむ」「自分はなぐさまれる犠牲(いけにえ)、お客は—する鬼ときめました」〈倉田・出家とその弟子〉
きっ‐せき【詰責】
[名](スル)人の失敗や罪などを厳しく問いつめること。「わたしの怠慢を—するもののように思われた」〈荷風・雨瀟瀟〉
けん‐せき【譴責】
[名](スル) 1 しかり責めること。不正や過失などを厳しくとがめること。「不注意によるミスを—する」 2 懲戒処分のうち最も軽いもの。職務上の義務違反について警告し、将来を戒めること。現在、法...
げん‐せき【厳責】
[名](スル)きびしく責めること。きびしくとがめること。厳譴(げんけん)。「憐むべき母と子を—したりし尽瘁(じんすい)を」〈鏡花・夜行巡査〉
げん‐せき【言責】
1 自分の述べた言葉に対する責任。「—をとって辞任する」 2 物事について、そのよしあしを論ずべき責任。
ことぜめ【琴責】
⇒阿古屋(あこや)の琴責
ざい‐せき【罪責】
罪を犯した責任。
しっ‐せき【𠮟責】
[名](スル)他人の失敗などをしかりとがめること。「部下をきびしく—する」