き‐ちょ【貴著】
相手を敬って、その著書をいう語。
き‐ちょう【貴重】
[名](スル)とうとびおもんじること。非常に大切にすること。「主人の尤(もっと)も—する命が」〈漱石・吾輩は猫である〉 [形動][文][ナリ]非常に大切なさま。得がたいものであるさま。「—な...
きちょう‐ひん【貴重品】
貴重な品物。特に、高価な物や所持金をいう。
き‐てい【貴弟】
相手を敬って、その弟をいう語。
き‐てん【貴店】
相手を敬って、その店をいう語。
き‐でん【貴殿】
[代]二人称の人代名詞。男性が目上または同等の男性に対して用いる。あなた。「—の御尽力の賜物と感謝しています」 [補説]もと、目上の相手への敬称として用いたが、のちに、同輩に対する親愛の気持ち...
きとく【貴徳】
雅楽の舞曲。高麗楽(こまがく)。高麗壱越(いちこつ)調の中曲。一人舞で走舞(はしりまい)に属す。仮面をつけ、鉾(ほこ)を持って勇壮に舞う。番舞(つがいまい)は散手(さんじゅ)。
き‐にん【貴人】
「きじん(貴人)」に同じ。
きにん‐ぐち【貴人口】
1 茶室で貴人用の出入り口。通常2枚の障子を立て、立ったまま出入りできる。→躙(にじ)り口 2 能舞台で、正面に向かって右側の地謡座の奥にある戸口。
きにん‐だたみ【貴人畳】
茶室で、床(とこ)の前の畳。貴人の座席とされたところからいう。床前畳。