かい【買い】
1 品物などを買うこと。「安物—」⇔売り。 2 相場の騰貴を見越して買い手に回ること。⇔売り。
かい‐あお・る【買い煽る】
[動ラ五(四)]相場を上げるために盛んに買う。「電機株を—・る」
かい‐あがり【買(い)上がり】
特定の銘柄について、現在の株価よりも高値で大量の買い注文を出すことにより、株価が上昇しているように見せかけること。金融商品取引法で禁止されている相場操縦行為とみなされるおそれがある。→売り崩し2
かいあがり‐かいつけ【買(い)上がり買(い)付け】
金融商品取引法で禁止されている変動操作の手法の一つ。高値の買い注文を大量に出して株価を引き上げ、取引が活発に行われているように見せかけて、他の投資家がさらに高値で買い注文を出すように誘い込むこと。
かい‐あげ【買(い)上げ】
1 買い上げること。「余剰米の—」 2 (「おかいあげ」の形で)自分の物を買ってくれる人を敬っていう語。「お—の品」
かい‐あ・げる【買(い)上げる】
[動ガ下一][文]かひあ・ぐ[ガ下二] 1 官公庁などが民間から物を買い取る。「農地を—・げる」⇔払い下げる。 2 すっかり買う。買い尽くす。「極月(ごくげつ)二十七八日より所々の魚の棚に—・げ...
かい‐あさ・る【買い漁る】
[動ラ五(四)]あちこち探し求めて盛んに買う。買い集める。「希覯本(きこうぼん)を—・る」
かい‐あた・える【買(い)与える】
[動ア下一][文]かひあた・ふ[ハ下二]物を買ってきて人にやる。「子供に図鑑を—・える」
かい‐あつ・める【買(い)集める】
[動マ下一][文]かいあつ・む[マ下二]広い範囲から物を買って集める。「骨董品を—・める」
かい‐いた【買(い)板】
《「板」は、売買注文の指値ごとの需給数量を示した表》株式相場などにおける買い注文。また、その数量。買い注文の多いことを買い板が厚いといい、少ないことを買い板が薄いという。「猛暑の予報でビール関連...