ちょう【貼】
[接尾]助数詞。調合して包んだ薬などを数えるのに用いる。服。「当帰連翹飲などを二三—進じましたい」〈浮・色三味線・五〉
ちょう【貼】
[常用漢字] [音]チョウ(テフ)(呉)(漢) テン(慣) [訓]はる はりつける。「貼付・貼用」 [補説]「貼付」は慣用音で「てんぷ」と読むこともある。
ちょう・する【貼する】
[動サ変][文]てふ・す[サ変]《「ちょうずる」とも》糊(のり)などではりつける。「壁という壁には、めでたき画を—・したり」〈鴎外訳・即興詩人〉
ちょう‐ふ【貼付】
[名](スル)《慣用読みで「てんぷ」とも》はりつけること。「封筒に切手を—する」
ちょうふ‐ざい【貼付剤】
粘着剤に医薬品を混ぜて布などに塗り、皮膚に貼付して用いる製剤。はりぐすり。
ちょう‐よう【貼用】
[名](スル)はりつけて用いること。「只今、神膏、を—いたす所です」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
てん【貼】
⇒ちょう
てん‐ぷ【貼付】
[名](スル)「ちょうふ(貼付)」の慣用読み。
はり‐あわ・す【貼り合(わ)す/張り合(わ)す】
[動サ五(四)]「はりあわせる」に同じ。 [動サ下二]「はりあわせる」の文語形。
はり‐あわ・せる【貼り合(わ)せる/張り合(わ)せる】
[動サ下一][文]はりあは・す[サ下二]いくつかのものを離れないようにくっつける。いくつかのものを重ね合わせてつける。「2枚の紙を—・せる」