し‐げん【資源】
1 自然から得る原材料で、産業のもととなる有用物。土地・水・埋蔵鉱物・森林・水産生物など。天然資源。「海洋—」「地下—」 2 広く、産業上、利用しうる物資や人材。「人的—」「観光—」
しげんエネルギー‐ちょう【資源エネルギー庁】
経済産業省の外局の一。鉱物資源の合理的な開発と、電力などのエネルギーの安定した供給の確保などを主な任務とする。昭和48年(1973)設置。エネ庁。
しげんかんりがた‐ぎょぎょう【資源管理型漁業】
水産資源の保全と漁業経営の安定を両立させる取り組み。漁業者どうしが話し合い、禁漁期間・区域の設定や漁具・漁法の制限などを行うことで、水産資源の枯渇を避ける。また、こうした自主規制と公的規制が統合...
しげんかんり‐ほう【資源管理法】
⇒TAC法
しげん‐がいこう【資源外交】
石油・天然ガスなどのエネルギー資源やレアメタル・レアアースなどの鉱物資源をはじめとする重要な資源をめぐって、安定供給の確保を図る資源消費国と、豊富な資源を背景に優位に立とうとする資源供給国との間...
しげん‐きこう【資源機構】
独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構の略称。
しげん‐こく【資源国】
金・銀・プラチナやレアアースなどの鉱物資源、石油・石炭・天然ガスなどのエネルギー資源、食糧資源などを産出する国。「世界有数の—」「少—」
しげん‐ごみ【資源塵】
空き缶・空き瓶・ペットボトル・新聞紙・段ボールなど、再利用のできるごみ。
しげん‐ナショナリズム【資源ナショナリズム】
豊富な天然資源を保有する開発途上国で、先進国の大企業による生産と利益の独占を排除し、自国の発展のために資源を役立てようとする動き。1970年代から高まる。
しげん‐の‐のろい【資源の呪い】
天然資源に恵まれた国で、工業化や経済発展の遅れや貧困の深刻化といった現象がみられることを指す言葉。資源輸出の増加に伴う自国通貨の上昇による他部門の輸出低迷や、権益をめぐる汚職の横行などが原因。