ひん【賓】
敬ってもてなすべき客人。また、訪れて来た人。「仙宮の—と携はり」〈霊異記・上〉
ひん【賓】
[常用漢字] [音]ヒン(呉)(漢) [訓]まろうど 1 大切に扱われる客。「賓客/貴賓・迎賓・国賓・主賓・来賓」 2 主に対するもの。「賓辞」 [名のり]うら・つら [難読]賓頭盧(びんずる)
ひん‐い【賓位】
客の着くべき座席。
ひん‐かく【賓格】
目的格のこと。
ひん‐がいねん【賓概念】
⇒述語(じゅつご)
ひん‐かく【賓客】
⇒ひんきゃく(賓客)
ひん‐きゃく【賓客】
客人。また、大切な客人。ひんかく。「—としてもてなす」
ひん‐じ【賓辞】
1 ⇒述語(じゅつご) 2 文法で、客語のこと。
びんずる【賓頭盧】
《(梵)Piṇḍola-bhāradvājaの音写から。不動の意》十六羅漢の第一。白頭・長眉の相を備える阿羅漢。神通に達したが、みだりに用いて仏陀(ぶっだ)にしかられ、仏陀滅後の衆生の教化を命じ...
まら‐ひと【客/賓】
《「まら」は「まれ(稀)」の交替形》「まろうど」に同じ。「薬師は常のもあれど—の今の薬師貴かりけり賞(め)だしかりけり」〈仏足石歌〉