人(ひと)至(いた)って賢(かしこ)ければ友(とも)なし
《「孔子家語」入官から》あまり賢明であると、他人から敬遠されて孤立してしまう。水清ければ魚(うお)棲(す)まず。
明鏡(めいきょう)も裏(うら)を照(て)らさず
賢明な人にも注意が行き届かないところがあるというたとえ。
めい‐くん【明君】
賢明な君主。明主。⇔暗君。
めい‐しゅ【明主】
賢明な君主。明君。⇔暗主。
めい‐てんし【明天子】
すぐれて、賢明な天子。
利食(りぐ)い千人力(せんにんりき)
相場格言の一。含み益に喜んでさらに利益を追うようなことはしないで、ある程度でもうけを確定させるのが賢明だという教訓。→見切り千両
離朱(りしゅ)が明(めい)も睫上(しょうじょう)の塵(ちり)を視(み)る能(あた)わず
いくら目のよい人でも、自分のまつげの上の塵を見ることはできない。賢明な人にも考えの及ばないことがあるということ。また、他人の欠点などはよく見えても、自分のことはなかなかわからないものだということ...
れつじょでん【列女伝】
中国の伝記。前漢の劉向(りゅうきょう)撰。全7巻。尭(ぎょう)・舜の時代から戦国末に至る賢女・烈婦などの伝記を、母儀・賢明・仁智・貞順・節義・弁通・孼嬖(げっぺい)の七目に分けて記す。古列女伝。
ワイズ【wise】
[形動]賢明であるさま。
ワイズ‐ユース【wise use】
《「賢明な利用」の意》ラムサール条約で提唱された考え方。湿地の生態系を維持しつつ、人類の利益のために湿地を持続的に利用すること。