おも‐ぶ・く【赴く/趣く】
[動カ四]「おもむく」に同じ。「薬をもて忽(すみや)かに—・かしむ」〈大慈恩寺三蔵法師伝承徳三年点〉 [動カ下二]「おもむく」に同じ。「民(おほむたから)を導く本(もと)は、教へ—・くる...
おも‐む・く【赴く/趣く】
《「背(そ)向く」に対して「面(おも)向く」の意》 [動カ五(四)] 1 ある場所・方角に向かって行く。「現場に—・く」 2 物事がある方向・状態に向かう。「心の—・くままに行動する」「病気が...
おも‐むけ【赴け/趣け】
《動詞「おもむく」(下二)の連用形から》ある方向へ向けようとする態度。しむけ。また、意向。おもぶけ。「命に違ひ—に背きて」〈常陸風土記〉
ふ【赴】
[常用漢字] [音]フ(呉)(漢) [訓]おもむく 目的地に駆けつける。おもむく。「赴援・赴任」 [名のり]はや・ゆく
ふ‐えん【赴援】
[名](スル)行って助けること。助けに行くこと。赴救。
ふ‐しょう【赴請】
僧侶が施主の願いに応じて法会などに行くこと。
ふ‐にん【赴任】
[名](スル)任地におもむくこと。「単身で—する」