せい‐ちょう【聖寵】
《(ラテン)Gratia》カトリック教会で、キリストの十字架上の死による、神の人間に対する救いの業をはじめ、無償で与える超自然の恵みをいう。プロテスタント教会では恩寵・恩恵などという。ガラサ。
せい‐れい【精霊】
1 万物の根源をなすとされる不思議な気。精気。 2 あらゆる生物・無生物に宿り、また、その宿り場所を変え、種々の働きをするとされる超自然的存在。 3 死者のたましい。霊魂。
タブー【taboo/tabu】
《(ポリネシア)tapu(はっきり印をつけられた、の意)から》 1 聖と俗、清浄と不浄、異常と正常とを区別し、両者の接近・接触を禁止し、これを犯すと超自然的制裁が加えられるとする観念・風習。また...
ちょうしぜん‐しゅぎ【超自然主義】
《supernaturalism》哲学・宗教学などで、理性では説明のつかない事象の存在を認め、これを超自然的な力や神の啓示・奇跡などによって説明しようとする立場。
デモーニッシュ【(ドイツ)dämonisch】
[形動]鬼神に取りつかれたようなさま。超自然的な力が感じられるさま。悪魔的。「—で刺激的な画風」
ねん‐りき【念力】
1 一心に思うことによって得られる力。精神の集中による力。「思う—岩をも通す」 2 精神の力で対象に物理的作用を及ぼすことができるという、超自然的な能力。サイコキネシス。
ノックス‐の‐じっかい【ノックスの十戒】
英国の推理作家ロナルド=ノックスが主張した、推理小説を書く際に守るべき点を10項目にまとめたもの。「犯人は物語の初めに登場していなければならない」、「探偵方法に超自然的な力を用いてはならない」な...
パワー‐スポット【power spot】
霊的な力が満ちているとされる場所。 [補説]1990年代ごろからのオカルトや超自然主義の流行に伴って使われだした。
ま‐じょ【魔女】
1 ヨーロッパの俗信で、悪霊と交わって魔力を得た女性。その超自然的能力により、人間に対して悪事を働き教会に対して害を与えると考えられた。ウイッチ。 2 悪魔のような女。また、男性の心を惑わす、あ...
マナ【mana】
原始宗教に広くみられる、超自然的で畏敬(いけい)の対象となる非人格的な力。生物・無生物を問わず転移・伝染して力を発揮するとされる。メラネシア起源の語で、1891年に英国の人類学者R=H=コドリン...