ぎおん‐ばやし【祇園囃子】
1 祭り囃子の一つで、京都八坂神社の祇園会のときに、山鉾(やまぼこ)の上などで、笛・太鼓・鉦(かね)ではやされるもの。《季 夏》 2 歌舞伎下座音楽で、祇園会の山鉾巡行の囃子の趣にならったもの。...
ぎょう‐しゅく【凝縮】
[名](スル) 1 こり固まってちぢまること。趣旨・内容などを一点に集中させること。「作者の心情がこの一行に—されている」 2 気体が冷却または圧縮されて液体に変わる現象。凝結。
ぎょりょう‐しゃくば【魚竜爵馬】
1 古代中国で行われた演芸の一。大魚が竜になってうねり歩いたり、大雀や馬の形をしたものが走ったりするなど珍奇な趣向をこらしたもの。 2 ぜいたくで珍奇な遊興・娯楽。「—の翫物(もてあそびもの)」...
ぎん‐み【吟味】
[名](スル)《3が原義》 1 物事を念入りに調べること。また、念入りに調べて選ぶこと。「よく—した材料を用いる」 2 罪状を調べただすこと。詮議(せんぎ)。「役人の—を受ける」 3 詩歌を吟じ...
くい‐どうらく【食(い)道楽】
うまい物や珍しい物を食べるのを趣味とすること。また、その人。しょくどうらく。
く‐え【九会】
仏語。真言密教で、金剛界について説かれる曼荼羅(まんだら)の総称。成身(じょうじん)会・三昧耶(さんまや)会・微細(みさい)会・供養会・四印会・一印会・理趣会・降三世羯磨(ごうざんぜかつま)会・...
く‐きょう【句境】
俳句を作るときの、また、句に表現された作者の心境。「趣のある—」
く‐く【煦煦】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 日の光などが暖かなさま。「—たる春日(しゅんじつ)に背中をあぶって」〈漱石・草枕〉 2 恵みを与えるさま。「自然主義の文芸は…偏えに—熙々(きき)の情趣に乏し...
くさ‐わい【種はひ】
《「わい」は接尾語「わう」の連用形から》 1 物事をひき起こす原因。たね。「思ひ沈むべき—なきとき」〈源・梅枝〉 2 種類。品々。「物の—はならびたれば」〈落窪・一〉 3 興味をひくたねとなるも...
く・む【汲む/酌む】
[動マ五(四)] 1 器物や手のひらなどを使って、水などをすくい取る。また、ポンプなどの機械によって水などを容器に移し入れる。「井戸水を—・む」「釜から茶柄杓(びしゃく)で湯を—・む」 2 酒・...