こ‐あじ【小味】
[名・形動] 1 こまやかで趣のある味わい。また、そのようなさま。「—をきかす」「—なことを言う」 2 取引用語で、相場が動きはじめて売買におもしろみが出てくること。
こう【向】
[音]コウ(カウ)(漢) キョウ(キャウ)(漢) [訓]むく むける むかう むこう さきに [学習漢字]3年 〈コウ〉 1 ある方にむかう。「向寒・向上・向日性/傾向・出向・転向・動向」 2...
こう【好】
[音]コウ(カウ)(呉)(漢) [訓]このむ すく よい よしみ [学習漢字]4年 1 愛する。このむ。「好悪(こうお)・好色/愛好」 2 美しい。「好男子」 3 すぐれている。りっぱな。「好手...
こう【興】
[音]コウ(呉) キョウ(漢) [訓]おこる おこす [学習漢字]5年 〈コウ〉 1 勢いが盛んになる。おこる。おこす。「興起・興行・興業・興亡・興隆/再興・振興・新興・復興・勃興(ぼっこう)...
こう‐か【効果】
1 ある働きかけによって現れる、望ましい結果。ききめ。しるし。「薬の—が現れる」「宣伝—」「—覿面(てきめん)」 2 演劇・映画などで、その場面に情趣を加える技術および方法。雨音・風音・煙・雪な...
こうさい‐りくり【光彩陸離】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 光が入り乱れて、美しくきらめくさま。「此女の帯は…—たる矢鱈(やたら)に奇麗なものだ」〈漱石・趣味の遺伝〉 2 物事が、他を圧してすばらしいさま。「—たる作品」
こう‐しょう【高尚】
[名・形動]学問・技芸・言行などの程度が高く上品なこと。けだかくてりっぱなこと。また、そのさま。「—な趣味」「話題が—すぎる」⇔低俗。 [派生]こうしょうさ[名]
こうじょう‐がき【口上書(き)】
1 口頭で述べることの趣旨や次第を文章にしたもの。口上。 2 江戸時代、裁判などに関する口頭の供述を筆録したもの。特に武士・僧侶・神官などの場合に限っていった。→口書(くちが)き
こう‐そう【倥偬】
慌ただしいこと。忙しいこと。「—の際に分陰(ふんいん)を偸(ぬす)んで記しつけたものと見えて」〈漱石・趣味の遺伝〉
こう‐ち【高致】
高尚な趣。至高の境地。