た・りる【足りる】
[動ラ上一] 1 過不足なく必要なだけのものがある。十分である。「眠りが—・りる」「頭数が—・りない」 2 何かをするのにそれで十分である。なんとか間に合う。「電話で用が—・りる」「人手は今のと...
足(た)る事(こと)を知(し)・る
「足るを知る」に同じ。
足(た)るを知(し)・る
身分相応に満足することを知る。足る事を知る。→知足1
ち‐そく【知足】
1 《「老子」三三章の「足るを知る者は富む」から》みずからの分(ぶん)をわきまえて、それ以上のものを求めないこと。分相応のところで満足すること。 2 《「知足天」の略》「兜率天(とそつてん)」に同じ。
ちん【珍】
[名・形動] 1 めずらしいこと。また、そのさまや、そのもの。「—とするに足る品」 2 変わっていること。異様であること。また、そのさま。珍奇。「雪江の親達は観世撚を撚ってるそうだ、一寸—だね」...
つよ‐み【強み】
1 強いこと。また、その程度。「一段と—を増す」⇔弱み。 2 頼んで力とするに足る点。「語学の達者なことが彼の—だ」⇔弱み。
とう‐みん【冬眠】
[名](スル)季節的な低温に対して動物がとる生活を休止した状態。カエル・イモリ・蛇などの陸生の変温動物や、ハリネズミ・ヤマネ・コウモリなどの恒温動物にみられる。クマなどの冬ごもりは体温低下がわず...
ひょう‐きょ【憑拠】
[名](スル)よりどころとすること。また、よりどころ。根拠。「まだまだ—するに足るべき力がある」〈荷風・花火〉
ベーシック‐インカム【basic income】
所得補償制度の一。すべての国民に、政府が生活に足る一定額を無条件で支給するもの。貧困対策・少子化対策などを兼ねるほか、現行の生活保護や失業保険制度などを廃止し、これに一本化することで、支給の行政...
ほうほうてき‐かいぎ【方法的懐疑】
確固不動の真理に達するためにデカルトが用いた方法。偏見や謬見(びゅうけん)、あるいは真実らしく見えるが不確実なものなどをすべて疑うに足るものとして排し、この徹底した懐疑を通して「我思う、故に我在...