あられ‐ばしり【踏歌/阿良礼走】
1 踏歌(とうか)の異称。終わりに「万年(よろずとせ)あられ」と繰り返しながら退出したことからいう。 2 練歩(れんぽ)の一。節会(せちえ)のとき、内弁などが足早に去る歩き方。
たたら【踏鞴/蹈鞴】
1 足で踏んで空気を送る大形のふいご。鋳物師が用いる。 2 (「鑪」とも書く)1の装置をした砂鉄精錬炉。
たたら‐ぶき【踏鞴吹き】
砂鉄と良質の木炭をまぜて粘土製の方形炉に入れ、たたらで送風して鉄をつくる方法。日本古来の製鉄法。
たたら‐まつり【踏鞴祭(り)】
⇒鞴(ふいご)祭り
踏鞴(たたら)を踏(ふ)・む
1 たたらを踏んで空気を送る。 2 勢いよく向かっていった的が外れて、から足を踏む。
とう【踏】
[常用漢字] [音]トウ(タフ)(漢) [訓]ふむ ふまえる 1 地面をふみつける。「踏査・踏破/高踏・人跡未踏」 2 (「蹈(とう)」と通用)とんとんと足ぶみする。「舞踏」 3 (「沓(とう)...
とう‐か【踏歌】
中国から伝わった集団歌舞。足を踏み鳴らして歌い舞うもので、平安時代には宮中の初春の行事として盛行、正月14日に男踏歌、16日に女踏歌が行われた。その歌詞は、元来は唐詩、のちに催馬楽(さいばら)も...
とうか‐の‐せちえ【踏歌の節会】
平安時代、正月に宮中で踏歌を奏する行事。殿上で酒宴が行われた。
とう‐さ【踏査】
[名](スル)実際にその地へ出かけて調べること。「実地に—する」
とう‐しゅう【踏襲/蹈襲】
[名](スル)前人のやり方などをそのまま受け継ぐこと。「前社長の方針を—する」