しゃ‐しゅ【車首】
自動車の前部。
しゃ‐しょう【車掌】
電車・汽車・バスなどに乗って、旅客・荷物などの車内の事務を取り扱う者。
しゃ‐じく【車軸】
1 車両の車輪を取り付けるための軸。車輪の軸。心棒。 2 雨脚が車の心棒ほど太い雨。また、大雨の降ること。「七日七夜の大風—ののち」〈浮・新可笑記・三〉
しゃじく‐そう【車軸草】
マメ科の多年草。本州中部の高原に生え、茎は高さ約30センチ。葉は手のひら状の複葉で、5枚の小葉からなる。夏から秋に、茎の先に淡紅紫色の小花を扇形に並べてつける。
しゃじく‐も【車軸藻】
シャジクモ植物の総称。
しゃじくも‐しょくぶつ【車軸藻植物】
藻類の一群。淡水に産する。外形はスギナに似て、茎状部にある節から枝が放射状に伸びる。緑藻植物に含めて分類されることもある。輪藻(りんそう)類。
車軸(しゃじく)を流(なが)・す
車軸のような太い雨脚の雨が降る。大雨の降るようすをいう。車軸を降らす。車軸をくだす。「雨—・すがごとく切子かな/万太郎」
しゃ‐じょう【車上】
車の上。また、車に乗っていること。「—の人となる」
しゃ‐じょう【車乗】
《「乗」も車の意》くるま。車両。また、車に乗ること。「諸の金銀及び象馬—等の宝を以て」〈今昔・一・一〉
しゃじょう‐あらし【車上荒(ら)し】
駐車中の自動車から金品を盗むこと。また、その人。車上狙い。