マーズリコネサンス‐オービター【Mars Reconnaissance Orbiter】
米国の火星探査機。2005年に打ち上げられ、翌2006年に火星の周回軌道に到達。火星大気との摩擦で減速させる空力ブレーキが用いられた。火星表面の1メートル以下の物体を判別できる高解像度カメラを搭...
マーブ【MARV/MaRV】
《maneuverable reentry vehicle》機動式再突入体。進路修正可能再突入体。大気圏に再突入する際、敵の迎撃弾をかわす軌道修正のできる弾道ミサイル。
みお
JAXA(ジャクサ)(宇宙航空研究開発機構)とESA(欧州宇宙機関)が共同で進める水星探査計画ベピコロンボにおける、水星磁気圏探査機MMOの愛称。JAXAは開発と運用を担当。MPO(水星表面探査...
ミニ‐しんかんせん【ミニ新幹線】
車体が標準新幹線のものより小さい新幹線。軌道は、在来線の外側にもう1本敷く方式と、完全に新幹線規格に作り直す方式とがある。 [補説]山形新幹線と秋田新幹線がこれにあたる。
ミニマムエナジー‐きどう【ミニマムエナジー軌道】
ロケットやミサイルの軌道で、発射体を効率的に飛翔させ、射程が最も大きくなる軌道。→ロフテッド軌道
ミマス【Mimas】
土星の第1衛星。大型の衛星のうち、最も内側の軌道を回る。名の由来はギリシャ神話の巨人。1789年にF=W=ハーシェルが発見。その名にちなんだハーシェル‐クレーターは直径130キロに達する。直径は...
ミューオンしょくばい‐かくゆうごう【ミューオン触媒核融合】
《「ミュオン触媒核融合」とも》ミュー粒子(ミューオン)を利用した核融合反応。低温核融合の一つ。加速器で発生させたミュー粒子を重水素や三重水素の分子にあてると、水素原子の周りを回る電子が負の電荷を...
ミランコビッチ‐サイクル【Milankovitch cycle】
《Milankovitch's cycle》数万年から十数万年という周期で見られる地表面における日射量の長期変動。セルビアの地球物理学者ミランコビッチにより提唱。地球の軌道要素に見られる三つの長...
ミール‐うちゅうステーション【ミール宇宙ステーション】
《(ロシア)mirは平和の意》1986年にソ連が、恒久的な有人宇宙ステーションとする目的で、無人で打ち上げた軌道科学宇宙ステーション。のち有人・無人の補給船・宇宙船と連絡し、宇宙飛行士の滞在期間...
むかいてん‐シュート【無回転シュート】
サッカーで、回転を加えないシュート。軌道が不規則に変化するため、ゴールキーパーは予測・反応がしにくく対応が難しい。強く早いキックをボールの芯に当て押し出すように蹴る。