のき‐しのぶ【軒忍】
ウラボシ科の常緑多年生のシダ。樹皮や岩の上、屋根などに生え、根茎は横にはう。葉は細長く、長さ10〜30センチ、裏面に円形の胞子嚢(ほうしのう)が2列に並んでつく。八目蘭(やつめらん)。いつまでぐ...
のき‐じゃばら【軒蛇腹】
蛇腹の一種。建物の軒に帯状に取り付けた突出部分。→蛇腹2
のき‐たけ【軒丈】
軒の高さ。
のき‐ぢょうちん【軒提灯】
祭礼のときなどに軒につるす提灯。
のき‐てん【軒天】
軒の裏に張る板。軒天井(のきてんじょう)。
のき‐どい【軒樋】
軒先に取り付けた横樋。
のき‐なみ【軒並(み)】
1 家が軒を連ねて並び建っていること。家並み。「宿場町の古い—」 2 並んでいる家の一軒一軒。家ごと。「刑事が—に聞いてまわる」 3 (副詞的に用いて)どこもかしこも。どれもこれも。「不況で企業...
のき‐ならび【軒並び】
「のきなみ」に同じ。「—の羨み種(ぐさ)になりぬ」〈一葉・にごりえ〉
軒(のき)の玉水(たまみず)
軒先から落ちる雨垂れ。「たえだえに—おとづれてなぐさめがたき春のふる里」〈式子内親王集〉
のき‐ば【軒端】
軒のはし。軒口。