じく【軸】
[名] 1 回転するものの中心となる棒。特に、車輪の心棒。車軸。 2 巻くものの中心にする丸い棒。特に、巻物・掛け物などの心木(しんぎ)にする棒。 3 掛け物。掛け軸。かけじ。幅(ふく)。「床...
じく【軸】
[常用漢字] [音]ジク(ヂク)(呉) [訓]よこがみ 1 車の心棒。回転の中心となる棒。「機軸・車軸」 2 中心や基準となる直線。「地軸・結晶軸・座標軸・対称軸」 3 物事の中心。大切なところ...
じく‐あし【軸足】
1 スポーツなどで、軸のように自分のからだを支えるほうの足。 2 思考・方策・行動などの重点。「開発優先から環境保全へ—を移す」「少子化対策に—を置く」
じく‐うけ【軸受(け)/軸承(け)】
回転または往復運動する軸を支える機械部品。軸との接触の状況によって平(ひら)軸受けと転がり軸受けとに分けられる。また、荷重の方向が軸に垂直のラジアル軸受けと同方向のスラスト軸受けとに分けられる。...
じくうけ‐ごうきん【軸受(け)合金】
平軸受けに用いられる合金。耐磨耗性が大きく熱伝導性の高いホワイトメタルなど。
じく‐かざり【軸飾り】
茶の湯で、宸翰(しんかん)や拝領の軸、名物の軸などの扱い方。軸物を巻いたまま外題(げだい)を上にして床(とこ)に飾ること。
じくかん‐きょり【軸間距離】
⇒軸距
じく‐きょ【軸距】
自動車などの前車軸と後車軸の間の距離。軸間距離。ホイールベース。
じく‐ぎ【軸木】
1 掛け物・巻物などの軸に用いる木。多く紫檀・黒檀などが使われる。 2 マッチの軸の木。ポプラなどを用いる。 3 回転する器具や車などの木製の軸。
じく‐ぐみ【軸組(み)】
木造建築で、土台・柱・桁(けた)・筋交(すじか)いなどからなる壁体の骨組み。