かた‐こと
[副]かたくて軽い物が触れ合って出る小さな音を表す語。「台所で—(と)音がする」
かた‐さま【方様】
[代]二人称の人代名詞。女性が男性に対して軽い尊敬・親愛の情を込めて呼ぶ語。近世、多く遊女が用いた。あなたさま。「何とて—の外におもわくの男がござんしよぞ」〈難波鉦・四〉
かた‐はぶたえ【片羽二重】
縦糸を生糸1本にして織った軽い羽二重。軽目羽二重(かるめはぶたえ)。
かたん
[副]堅い物が当たって立てる、軽い感じの音を表す語。「障子を—と閉める」
かちゃ‐かちゃ
[副](スル)堅い物が連続して触れ合うときの軽い音を表す語。「—(と)皿を重ねる」
かてい‐やく【家庭薬】
完成した製法と安定した効能を持ち、古くから用いられている薬。医師の処方が不要な大衆薬の一。家庭に常備しておき、微熱やすり傷など軽い症状のときに用いる。伝統薬。→置き薬
か‐とう【仮痘】
種痘を受けていた者がかかる、軽い痘瘡(とうそう)。
かべ‐すきや【壁透綾】
横糸に壁糸を使って織った清楚で軽い縮緬(ちりめん)透綾。普通の透綾より強く縒(よ)りをかけて織る。夏の和服地。壁上布(かべじょうふ)。
から‐から
[副](スル) 1 堅い物が触れ合って立てる、響きのよい、軽い感じの音を表す語。「高下駄を—(と)鳴らして歩く」 2 車などが軽快に音を立てて回るさま。「矢車が—(と)回る」 3 高らかに笑う...
から‐ころ
[副]下駄などで歩くときに生じる、乾いた軽い音を表す語。「—と下駄の音をさせる」