小人(しょうじん)の勇(ゆう)
《「荀子」栄辱から》つまらない人間の、思慮の浅い、軽はずみの勇気。
尻馬(しりうま)に乗(の)・る
分別もなく他人の言動に同調して、軽はずみなことをする。人のあとについて、調子に乗ってそのまねをする。「—・って騒ぐ」
尻(しり)が軽(かる)・い
1 気軽に物事を始める。また、動作が活発・軽快である。 2 行いが軽々しい。軽はずみである。 3 女性が浮気である。
じ‐ちょう【自重】
[名](スル) 1 自らを重んじること。自分の品性を保ち、卑下しないこと。自尊。「自尊—苟(いやしく)も卑劣な事はできない」〈福沢・福翁自伝〉 2 言動を慎んで、軽はずみなことをしないこと。「好...
そ‐こつ【粗忽/楚忽】
[名・形動] 1 軽はずみなこと。そそっかしいこと。また、そのさま。軽率。「—な男」「—な振る舞い」 2 不注意なために引き起こしたあやまち。そそう。「—をわびる」 3 唐突でぶしつけなこと。失...
そそっかし・い
[形][文]そそっか・し[シク]《「そそかしい」の促音添加》態度や行動に落ち着きがない、あわて者である。不注意で、とかく失敗をしがちである。軽はずみである。「—・くて始終忘れ物をしている」 [派...
ちょうし‐もの【調子者】
(多く「お調子者」の形で用いる) 1 おだてに乗って勢いづいたり、得意になったりする人。調子に乗って軽はずみなことをする人。「お—でだまされやすい」 2 いい加減に相手と調子を合わせる人。「主体...
つつしみ‐ぶか・い【慎み深い】
[形][文]つつしみぶか・し[ク]心をひきしめて軽はずみな言動をしない。遠慮がちで控えめである。「—・く振る舞う」 [派生]つつしみぶかさ[名]
つつし・む【慎む/謹む】
[動マ五(四)] 1 あやまちや軽はずみなことがないように気をつける。慎重に事をなす。「行動を—・む」「言葉を—・みなさい」 2 度をすごさないようにする。控えめにする。節制する。「酒を—・む」...
とん‐てき【頓的/頓敵】
軽はずみであること。また、その者。飛び上がり者。「休斎といへる—」〈浮・御前義経記・四〉