たすけ【助け/扶け】
1 たすけること。また、その人。「—を呼ぶ」 2 手助けしたり補ったりするもの。「友人の忠告が—になる」
たす・ける【助ける/扶ける/援ける/佐ける】
[動カ下一][文]たす・く[カ下二] 1 力を貸して、危険な状態から逃れさせる。救助する。「おぼれている子を—・ける」「命を—・ける」 2 経済的に困っている人などに金品を与えて苦しみ・負担を軽...
つら‐がまち【輔/輔車】
1 上下のあごの骨。かまち。ほほ骨。〈名義抄〉 2 顔のようす。顔つき。「からめ捕って候と引き出す—、筋骨高く頰骨荒れ」〈浄・孕常盤〉
ふ‐さ【輔佐】
1 身分の高い人をたすけて事を処理すること。また、その人。ほさ。「朝敵の最一、武家の—たりしかども」〈太平記・一一〉 2 関白の異称。
ほ【輔】
[人名用漢字] [音]ホ(慣) [訓]たすける すけ 1 そばに寄り添って助ける。「輔佐・輔助・輔弼(ほひつ)・輔翼/匡輔(きょうほ)」 2 ほお骨。「唇歯輔車」 [補説]「補」を代用字とするこ...
ほ‐さ【補佐/輔佐】
[名](スル)人をたすけて、その務めを果たさせること。また、その役にある人。「課長を—する」「大統領—官」
ほ‐さい【輔祭】
キリスト教会の職務の一つ。司祭や牧師に次ぐ聖職者の職務。また、派によっては信徒の職名。執事(しつじ)。
ほさ‐にん【補佐人/輔佐人】
1 補佐する人。 2 (補佐人)刑事訴訟法上、被告人と一定の身分関係にある者で、審級ごとに裁判所に届け出て被告人を補助し、その利益を保護する者。 3 (輔佐人)民事訴訟法上、裁判所の許可を得て、...
ほ‐しゃ【輔車】
《ほお骨と歯ぐき。一説に、車の添え木と車》利害関係が密接で、互いに助け合うことの必要な関係にあるもの。「唇歯(しんし)—」
輔車(ほしゃ)相依(あいよ)る
《「春秋左伝」僖公五年から》互いに助け合って存在するたとえ。また、密接な関係にあって切り離せないたとえ。