てっ‐さ【轍叉】
レールの交差部分。また、そこを車両が安全に通過できるようにしてある装置。フロッグ。
てっ‐ぷ【轍鮒】
《「荘子」外物から》轍(わだち)の水たまりであえいでいる鮒(ふな)。危急がさしせまっていることのたとえ。轍魚。轍の鮒。
轍鮒(てっぷ)の急(きゅう)
さしせまった危機・困窮のたとえ。→轍鮒
てつ【轍】
車が通ったあとに残る輪の跡。わだち。
てつ【轍】
[音]テツ(漢) [訓]わだち 1 通りすぎた車輪の跡。わだち。「軌轍・車轍・転轍機」 2 筋道。行き方。先例。「途轍・同一轍」
てつ‐ぎょ【轍魚】
轍(わだち)にたまった水の中でもがく魚。困窮しているもののたとえ。→轍鮒(てっぷ)
轍(てつ)を踏(ふ)・む
前人の犯した失敗を繰り返すたとえ。「前任者の—・まぬようにする」
わ‐だち【轍】
《「輪(わ)立(だち)」の意》車の通ったあとに残る車輪の跡。「ぬかるみに—がつく」
わだち‐の‐ふな【轍の鮒】
「てっぷ(轍鮒)」に同じ。