出典:gooニュース
「ふざけるのもいい加減にしろ」…辛口解説「北の富士勝昭」氏が記者を怒鳴りつけた瞬間(小林信也)
1998年に退職後は、NHKの相撲解説者となり、辛口の評論で人気を集めた。 体調を崩し、昨年春から解説を休んでいたが、7月には収録で1年半ぶりに登場。9月の秋場所後に状態が悪化し、都内の病院に入院していたという。 名力士、名親方、名解説者として、昭和、平成、令和の角界を支え続けた人生だった。 小林信也(こばやしのぶや) スポーツライター。
北の富士さん「辛口解説 北の富士」TシャツでNHK出演 歯に衣着せぬ発言が名物
令和4年秋場所7日目のテレビ解説では「辛口解説 北の富士」と自身のイラストが描かれたTシャツを披露した。「これはですね、僕が解説をやり始めて2、3年してからファンの人からかな? どなたか贈ってくれたんですよ」と説明。「ちょっと『辛口北の富士』っていったってね、恥ずかしくて着られないからそのままどこかに置いてたんですよ。
愛情込めた辛口コメント=相撲人気回復見届け―北の富士さん死去
待ちわびた横綱昇進が実現した後も、辛口の叱咤(しった)激励を続けた。 1998年、日本相撲協会の役員選挙の混乱を嫌って退職。NHKの解説者になった。角界のご意見番として、時にファンの代弁者として、協会を離れた立場だからできる直言。冗舌な技術解説よりも、北の富士さんがずばりと放つ一言を楽しみにする視聴者が増えていった。 力士を持ち上げる舞の海さんとの掛け合いも人気。
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