カルロボ【Karlovo/Карлово】
ブルガリア中部の都市。バルカン山脈南麓、カルロボ盆地のストリャマ川沿いに位置する。バラの生産が盛んで、東のカザンラク盆地と合わせてバラの谷と呼ばれる。中世に要塞が築かれ、オスマン帝国時代の16世...
かんじこう【冠辞考】
江戸中期の枕詞辞書。10巻。賀茂真淵(かものまぶち)著。宝暦7年(1757)刊。記紀・万葉集の枕詞326語を挙げ、五十音順にならべてその意義・出典・解説をつけたもの。
かんだ‐ないぶ【神田乃武】
[1857〜1923]英語学者・教育者。江戸の生まれ。日本の英語学の発達に尽力し、辞書・教科書を著した。正則予備校の創立者。貴族院議員。
がげんしゅうらん【雅言集覧】
江戸時代の国語辞書。石川雅望(いしかわまさもち)著。文政9年〜嘉永2年(1826〜49)に「な」の項まで刊。後半は未刊のまま写本で伝わった。主に平安時代の仮名文学書から語彙を集めて、いろは順に用...
キャッチワード【catchword】
1 政治運動などの標語。スローガン。 2 商品の宣伝文句。 3 辞書などの欄外に示した見出し語。柱。 4 劇で、せりふのきっかけ。
キリシタン‐ばん【キリシタン版】
近世初期、イエズス会が主として九州地方で刊行した活字本の総称。バリニャーノが天正18年(1590)に活字印刷機を伝えてから刊行。欧文本・ローマ字本・邦文本・欧和混用本がある。「ドチリナキリシタン...
キリシタン‐ぶんがく【キリシタン文学】
室町末期から江戸初期にかけて、キリシタンの宣教師などにより、日本語で著述・翻訳された宗教文学、および宣教用・語学用の書物。「伊曽保物語」「日葡(にっぽ)辞書」など。南蛮(なんばん)文学。
くげ‐よみ【公家読み】
1 公家間に伝わった訓読法。 2 (「公家訓み」と書く)古来からの漢字の音訓以外に、日本人の名に使われる漢字の自由な読み。名乗りとして辞書に出ている読み。「成(音:セイ・ジョウ、訓:なる・なす・...
くびっ‐ぴき【首っ引き/頸っ引き】
《「くびひき」の音変化》 1 あるものと向き合って、それから離れずに物事を行うこと。「辞書と—で原書を読む」 2 「首引き」に同じ。
くろ・い【黒い】
[形][文]くろ・し[ク] 1 墨のような色をしている。「—・い色の服」 2 黒みがかっている。黒に近い色である。「日に焼けて—・い顔」「冬の—・い海」 3 汚れて黒ずんでいる。きたない。「—・...