へん‐きょう【辺境/辺疆】
中央から遠く離れた地帯。国ざかい。国境。
へんきょう‐けいざいがっさくく【辺境経済合作区】
中国の国境地域にある国家経済開発区。近隣諸国との国境貿易や経済交流の促進を目的として、1992年、内モンゴル自治区・遼寧省・吉林省・黒竜江省・広西省・雲南省・新疆ウイグル自治区の14地区が設置さ...
へんきょうはく‐かげきじょう【辺境伯歌劇場】
《Markgräfliches Opernhaus》⇒バイロイト辺境伯歌劇場
へん‐ぐう【辺隅】
都から遠く離れた土地。片田舎。「懸隔りたる—はさておき」〈岡部啓五郎・開化評林〉
へん‐こく【辺国】
辺境の国。へんぴな土地。
へん‐さい【辺塞】
都から遠く離れた国境の地。辺境。また、その地を守るとりで。
へん‐さい【辺際】
《「へんざい」とも》はて。限り。「死ぬるもの数十人、馬牛の類—を知らず」〈方丈記〉
へんさい‐し【辺塞詩】
中国唐代の詩で、辺境地帯の風土や自然をうたったもの。西域の諸民族との抗争が増えた盛唐期に、高適・岑参(しんしん)・王昌齢などがこの分野に特色を発揮し、辺塞詩人といわれた。
へん‐ざい【辺材】
木材で、心材を取り囲む淡い色の部分。心材に比べて軟らかい。白太(しらた)。
へん‐じ【辺地】
1 仏語。阿弥陀仏の本願に疑いをいだきながら極楽往生を願った者の生まれる所。極楽浄土の辺界の地。 2 中央から遠く離れた土地。インド・中国から見た日本など。「無比の誓願をおこして、—の異域に侍り...