せつど‐し【節度使】
1 中国、唐・五代の軍職。初めは辺境警備のための軍団の統率者であったが、安史の乱後は国内の要地にも置かれ、諸州を管轄して兵政・民政・財政を任され、強力な権限をもつようになった。宋初に廃止。藩鎮。...
せば・い【狭い】
[形][文]せば・し[ク]《「せまい」の古形》「せまい」に同じ。「此辺は道幅が—・いので」〈二葉亭・浮雲〉 「抜きみだる人こそあるらし白玉の間なくも散るか袖の—・きに」〈古今・雑上〉
セブンセグメント‐ディスプレー【7 segment display】
デジタル式の計数表示装置の一。「日」の形に並んだ七つのセグメント(辺)で構成され、それぞれのセグメントを点灯または消灯させることで、アラビア数字の0から9を表示する。点灯部に多く発光ダイオード(...
せ‐まい【施米】
1 困窮者や托鉢僧などに米を施すこと。また、その米。 2 平安時代、毎年6月に朝廷から京都周辺の寺の貧しい僧に米・塩を施したこと。《季 夏》
せむい‐いん【施無畏印】
施無畏の功徳を示す印相。右手の5指をそろえて伸ばし、手のひらを前に向けて、肩の辺に上げる。
せり【芹】
セリ科の多年草。水辺や湿地に生え、高さ30〜60センチ。茎には稜(りょう)があり、下部は地をはう。葉は羽状複葉。夏、白い小さな5弁花をつける。特有の香りがあり、食用。春の七草の一。《季 春 花=...
芹(せり)摘(つ)・む
《平安時代に慣用された歌語。宮中の庭掃除の男が、芹を食べる后を御簾(みす)の隙から見て思いを寄せ、芹を摘んでは御簾の辺りに置くが、そのかいもなく、ついに焦がれ死にしたという故事から》思いが通じな...
セルビア【Serbia】
バルカン半島中央部にある国。正称、セルビア共和国。首都ベオグラード。旧ユーゴスラビアの政治・経済の中心をなした。14世紀からオスマン帝国の支配下にあったが、1918年に周辺他民族とともに独立。王...
せんいき‐かくへいき【戦域核兵器】
大陸をまたぐことなく、隣国・周辺国への攻撃を目的とする中距離核兵器。→非戦略核兵器
せんけい‐コンジローマ【尖圭コンジローマ】
ヒト乳頭腫ウイルスの感染によって性器の周辺に生じるいぼ状の腫瘍。性行為感染症の一つ。良性の腫瘍だが、まれに癌に移行することもある。