こないだ【此間】
《「このあいだ」の音変化》 1 先日。先ごろ。副詞的にも用いる。「—はお世話になりました」「—会ったばかり」 2 近ごろ。最近。「—は薩張(さっぱり)お見限りですネ」〈二葉亭・浮雲〉
さい‐きん【最近】
1 現在より少し前のある時。また、少し前から現在までの間。副詞的にも用いる。「つい—の出来事」「—まで知らなかった」「—は連絡がない」「—感動した本」 2 もっとも近いこと。「太陽に—の天体」 ...
しきり‐の‐とし【頻りの年】
近ごろ引き続いての年。ここ数年。「—よりこのかた、平氏、王皇蔑如して」〈平家・五〉
ちか‐ごろ【近頃】
[名]このごろ。最近。近来。副詞的にも用いる。「—の若い者は」「—手に入れた品」 [副]《「近ごろになく」の意から》はなはだ。非常に。「—かたじけなし」〈咄・露がはなし・二〉 [形動ナリ]...
にい‐ぼとけ【新仏】
近ごろ亡くなった死者。新盆(にいぼん)を迎えるまでをいうことが多い。
ひ‐ごろ【日頃】
(副詞的にも用いる) 1 ふだん。平生(へいぜい)。つねひごろ。「—の心がけ」「—感じていること」 2 ある程度の日数。数日。「—経て宮にかへり給うけり」〈伊勢・八三〉 3 このごろ。近ごろ。数...
ふるぶる‐し・い【古古しい/旧旧しい】
[形][文]ふるぶる・し[シク]いかにも古い。「近ごろ買い集められた—・い禅宗の本が」〈志賀・暗夜行路〉
ほう【方】
1 方向。方角。方位。「西の—」「駅の—へ歩く」「声のする—を見る」「九州の—に行く」 2 部門・分野を漠然と指す語。その方面。また、指し示すものをあいまいにするために使う語。「将来音楽の—へ進...
もの‐わすれ【物忘れ】
[名](スル)物事を忘れること。古くは多く、悲しみや苦痛を忘れることにいう。「近ごろ—して困る」「心のかよふならば、いかにながめの空も—し侍らむなど」〈源・賢木〉
わかい‐もの【若い者】
「若い衆(しゅ)」に同じ。「近ごろの—は礼儀を知らない」