かぐつち‐の‐かみ【迦具土神】
日本神話で伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)の子。火の神。火産霊神(ほむすびのかみ)。軻遇突智(かぐつち)。
かしょう‐ぶつ【迦葉仏】
過去七仏の6番目の仏。釈迦の直前に出現した仏。
かびら【迦毘羅】
「迦毘羅衛」の略。 「迦毘羅仙」の略。
かびらえ【迦毘羅衛】
《(梵)Kapilavastuの漢名。vastuは城の意》釈迦(しゃか)族の住んでいた都城。現在のネパール連邦民主共和国タライ地方にあった。釈迦牟尼はこの地で生まれたという。カピラバストゥ。
かびら‐げどう【迦毘羅外道】
迦毘羅仙を祖とするサーンキヤ学派に対する仏教側からの称。
かりょうびん【迦陵頻】
「迦陵頻伽(かりょうびんが)」の略。 雅楽の舞曲。林邑楽(りんゆうがく)系の唐種。壱越(いちこつ)調で古楽の中曲。四人の童舞。仏教の法会などで、童舞の胡蝶楽(こちょうらく)を番舞(つがいまい...
かりょうびんが【迦陵頻伽】
《(梵)kalaviṅkaの音写。妙声・美音・妙音鳥などと訳す》雪山(せっせん)あるいは極楽浄土にいるという想像上の鳥。聞いて飽きることない美声によって法を説くとされ、浄土曼荼羅(まんだら)には...
カリンガ【Kaliṅga】
インド南東部オリッサ州辺りにあった古代の国名。前3世紀アショカ王に征服された。 [補説]「迦陵伽」とも書く。
かるら【迦楼羅】
《(梵)garuḍaの音写。金翅鳥(こんじちょう)と訳す》 1 想像上の大鳥。翼は金色で、口から火を吐き、竜を好んで食う。天竜八部衆の一。密教では仏法を守護し衆生を救うために梵天が化したとする。...
かるら‐ほう【迦楼羅法】
密教で、迦楼羅を本尊として、病苦・風雨・落雷などを除くために行う修法。