かよい‐ちょう【通い帳】
1 掛け買いの月日・品名・数量・金額などを記入して、金銭を支払うときの覚えとする帳簿。 2 預金の出し入れを記入する帳簿。通帳。
かよい‐つ・める【通い詰める】
[動マ下一][文]かよひつ・む[マ下二]同じ所へ絶えず通っていく。しょっちゅう通う。「図書館に—・める」
かよい‐づめ【通い詰め】
ある期間、同じ所に頻繁に通うこと。
かよい‐どころ【通ひ所】
いつも通っていく所。特に、妻や愛人の所。「なほざりの—もあまたになるを」〈源・匂宮〉
かよい‐ばこ【通い箱】
1 商店や製造元などが、取引先や得意先に注文の品物を入れて届けるのに使う箱。 2 掛け売りの通い帳を入れる箱。 3 座敷飾りの小箱。もとは、医者へ薬を取りに行くときに用いた。
かよい‐ぶね【通い船】
1 一定の航路を行き来する小船。 2 河川・港湾などで、本船と陸地との間を連絡する小船。
かよい‐ぼん【通い盆】
食事の給仕に使う盆。
かよい‐め【通ひ女】
「かよいおんな」に同じ。「折節の御—とはなりぬ」〈浮・一代女・五〉
がよい【通い】
「かよ(通)い1㋑」に同じ。「医者—」「悪所—」