出典:gooニュース
パナマ運河通航制限で世界供給網に悪影響=S&P
しかし、運河に水を注ぎ込む水源となるガトゥン湖では深刻な干ばつのため水位が低下しており、パナマ運河庁は2023年以降、通航制限を数回実施してきた。水位は今年3月に上昇し、運河庁は1日当たりの通航数を24隻から27隻に増やした。ただ、5月以降の雨季とされる時期の通航数は例年約36隻に及ぶ。今後、予想通りの降雨量が観測されれば、運河庁は例年通りの通航数に戻す方針だ。
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現在の通航制限は少なくとも4月の乾季終了まで適用され、5月に予想通りの降雨があれば、1日の通航隻数を徐々に増やしていく計画だ。だが降雨の時期が遅れたり量が少なかったりすれば、通航制限はさらに続く可能性がある。「水がこれほど少ない状況のもとで運用していくには、運河の見直しや再設計が必要になる。
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